長襦袢の生地を手にする西川社長（上）。八王子の全町名が「透かし」のようにデザインされている（右）
市制１００周年を祝い、「きものにしわ」（八幡町）で記念の長襦袢を販売している。限定１００着。
「透かし状」に１００を超える八王子の全町名を札状に配置。「着物の裏地で人と違うデザインをするのが『粋』とされています」と西川誠治社長。「１００周年の記念の年に残るものを作りたい」という思いから発案された。市内企業が織りを手掛けた八王子産。
素材は竹が74％、絹が26％で、長襦袢に適した竹の抗菌効果や静電気を防ぐ機能性を保ちながら絹の高級感を味わえる。
受注生産となり、納品は秋ごろになる見通し。仕立て上がりで価格は４万９８００円。
なお、同店は今年で創業１８７年を迎える。
（問）【電話】０４２・６２５・００１９
