東京八王子陵東ライオンズクラブ(佐藤久牧会長=(株)アーバン)と東京八王子南ロータリークラブ(鈴木和夫会長=鈴木エンジニアリング(株))による合同例会が5月9日に八王子エルシィで行われ、約80人が参加した。ライオンズクラブ(LC)とロータリークラブ(RC)の間で合同例会を行うのは珍しい。RCの遠藤博さん((株)遠藤度量衡)は「30年やっているが初めて」と話す。
LCの佐藤会長とRCの清水宣彦副会長((株)日本エネルギー)に親交があったことから、合同例会の構想が浮かんだ。1年ほど前から打合せを繰り返して実現した。
例会はクラブの定期的な集まりのこと。今回は、両クラブが通常行っているプログラムを交互に進めていく方法を採用。お互いの例会が「見えるようにした」。座るテーブルもくじ引きで決め、LCとRCの会員が同じテーブルで話ができるように工夫された。RCの流儀に沿って歌われたバースデーソングが、LCの誕生月の会員にも贈られる嬉しいサプライズもあった。
佐藤会長は「(合同例会を通じて)相手に対する敬意と自分たちの活動への自尊心が高まった。お互い真剣に社会奉仕をしているからこそ」と話した。
鈴木会長は「同じ八王子で活動している社会奉仕団体同士。今後、街で出会っても楽しくやっていけそうな雰囲気ができた」と話した。