八王子青年会議所(JC/青田一宏理事長)は7日、八王子商工会議所で「PTAあるあるパネルディスカッション」を行った。市内の小学校と中学校のPTA連合会の会長ら4人をパネラーとして招き、意見交換などをした。
「PTAのいいところは?」、「PTAのここが大変」=写真=、「みんなが積極的に参加するには」などのJC側の質問に対し、パネラーが手書きボードで回答し、それに説明を加えていく方法を取り入れた。
「大変なこと」に対しては多くのパネラーが「役員決め」と回答。一方で、「子育ては親だけでは不十分。学校の先生も味方につけないと」「子育ては悩みが多い。PTAは相談できる場にもなる」といった活動の意義を語るパネラーの意見も相次いだ。PTAにとって、会員の負担軽減が課題となっており、「シャンシャン総会になっていたので2年前から書面だけの総会にした」という解決方法の紹介もあった。
JCでは今年から教育支援推進委員会を新設し、特に教育問題に力を入れている。2月には教育長や学校長を招いてディスカッションを行った。今後、討論の内容をまとめて市に提言をしていく予定。