応募最多204点
「毎回デザインが現実のもの(ネクタイ)となったときの、驚きや喜びといった学生の反応が楽しみ」(担当者)。Mulberry Cityネクタイ学生デザインコンペの審査会が7月31日に行われた。
このコンペは八王子織物工業組合(樫崎亮一理事長)が主催するもので、今回で4回目。同組合が展開するオリジナルブランド「マルベリーシティ」の製品として、学生からデザインを募集。優れた作品をジャカード織りのネクタイにする企画だ。
デザインは5月から7月にかけて「美術・デザイン」などを学ぶ大学、専門学校、高校などに在学中の学生および生徒から募集した。今回のテーマはブリティッシュ。主に市内9校の学生、生徒からこれまでで最高となる合計204点の応募があった。
細川さん「完成度高い」
当日は審査員20人が集まりデザイン画を見てまわった。審査員にはデザイナーの細川伸さん=下写真=らが名を連ねた。
全作品の中から入選作品をしぼり、その中からさらに大賞などを選出した。結果は9月に発表され、11月に東浅川町の商業施設イーアス高尾で展示、同所で表彰式も行う。細川さんは「完成度が高く、いいなと思うものが多かった。学生ながらよく考えた上で作られている」と話した。