第2回から八王子ショートフィルム映画祭の実行委員会に名を連ねてきたのが、日本工学院八王子専門学校(片倉町)の山野大星副校長=写真=だ。映画祭について聞いた。
―どんな映画祭ですか?
「新人監督らの全く世に出ていない作品を楽しめる映画祭。全て八王子を舞台に作品がつくられているので、八王子の魅力を再発見できるイベントとも言えます」
―貴校学生も作品を出品しているそうですね?
「はい。入学間もない1年生が2年生に支援してもらいながら、作品づくりにあたり、過去の先輩たちの作品を目標にすることで、生徒たちが大きく力を伸ばす機会になっています。また、チームワークを育てることにもつながっていると感じています」
―今年の作品で印象に残ったものは?
「留学生の作品ですかね。出会いをテーマとしたもので、人とのつながりが深まり、八王子の街を好きになっていく姿が見られました」
―今後期待することは?
「話題となった『カメラを止めるな!』の上田慎一郎監督のように、この映画祭が、新人監督が飛躍するための登竜門になれば良いですね。八王子の街を好きになってもらうツールとしても育ってもらいたいと思います」