八王子市は6月3日、定例の記者会見を行った。おもな内容は以下の通り。
中町に休憩施設
市が進める中心市街地活性化計画の中心的プロジェクトである中町の「民間駐車場及び周辺遊休地活用事業」(929・84平方メートル)の進捗状況の説明があった。施設の性格をインキュベーション(創業支援)と位置づけ、「幅広い世代が昼も夜も集い・憩い・チャレンジ」してにぎわいを創出するとしている。時期は明らかにされていないが、おおむね2021年度の提供を目指すという。施設の具体的な内容は現在のところ未定。
その北側に位置する「中町休憩施設」(253・73平方メートル)は1階部分を市が管理する休憩スペース。2階は展示や会議用のホールとする。こちらは20年7月に提供開始予定。
また、マルベリーブリッジ延伸工事は同年3月の提供開始。西放射線ユーロードの景観舗装は21年2月完了予定と発表した。
在外窓口を拡充
学園都市センター(旭町)11階にある在住外国人サポートデスクを拡充する。相談員を1人から2人に。11か国語対応の多言語音声翻訳タブレットの配備をする。今年の9月から。
なお、18年度の相談件数は1037件。
補正 トイレ改修
補正予算として幼児教育・保育の無償化や小中学校のトイレ改修などで16億9890万円を増額補正した。
質疑応答
記者から五輪聖火リレーの通過市区町村に八王子が含まれていることについて問われた石森孝志市長=写真=は「年内には正式に発表できると思う」と答えた。