集まった馬上弓くらべのメンバー。前列左から顧問の荻田米蔵八王子市議、奥山小田原市議会議長、石本実行委員長
議長らと懇談
５月に上柚木で初開催された「八王子馬上弓くらべ」の主催者らが８月22日、小田原市役所を訪れ、奥山孝二郎市議会議長らと懇談した。
馬上弓くらべは八王子の姉妹都市である小田原で10年以上前から行われており、八王子開催の実行委員長をつとめた石本久雄さん（石川町）が２年前にそれを見て「ぜひ八王子でも」と声をかけたのがきっかけだった。
八王子開催は市議会議員や観光協会をはじめとする小田原からの多くの協力を得て実現した。訪問では改めてその感謝の意を伝えるとともに次回（来年開催予定）の展望などを話し合った。その中で、競技に協力するＮＰＯ法人日本和種馬文化研究協会（小田原市）が小田原で実施している弓くらべ検定会の八王子開催や八王子での「流鏑馬（やぶさめ）スクール」の展開などの案も検討された。「力をあわせて続けていきたい」と石本さんは話した。
馬上弓くらべは伝統的な儀式「流鏑馬」をスポーツとして楽しめるように作られたもの。競技者は馬にまたがり直線コースを駆け抜け的を撃ち、その得点と「走行維持」を競いあう。
5月25、26日に上柚木公園で行われた第１回八王子馬上弓くらべ大会の様子＝25日撮影
|
