11月10日(日)、ヨガや坐禅など体験型の企画を通して仏教に触れることができるイベント「禅のつどいフェスティバル」が初沢町・高乗寺で開かれる。八王子市内を中心とした曹洞宗寺院の若手僧侶らで構成される青年会「一歩の会」が企画するもので、東北の物産展や八王子野菜の販売などもあるという。
同会の細川浩徳会長(南浅川町・春泉寺住職)は「限定の御朱印を手に入れることのできるスタンプラリーも実施させて頂くなど、ご家族そろって楽しめる内容となります。宗派などは問いません。お気軽にお越し下さい」と話している。
発足50周年
この催しは、「一歩の会」が今年発足50周年を迎えることから「何か記念事業を」と企画されたものだという。「地域の皆さまに仏教を身近に感じてもらいたいと思ったんです。お寺は地域の拠り所ということを再認識して頂ければと」。細川会長はこう開催理由を話す。そして、慣れないイベント準備を進めるなかうれしいことがあったとも。「東日本大震災の時に支援させて頂いた被災地の方々が協力を申し出てくれたんです。本当にありがたいこと。皆さんのお力を借りて催しを成功させたいと思います」