七夕の準備をする町会の役員たち。本番では「ビール瓶くらいの太さ」と見ごたえのある竹を用意している様子。右手前が中嶋会長
元本郷町会（中嶋廣一会長）では現在、市役所通りで願いを書いた短冊を吊るした竹を掲出する企画「七夕への願い」を実施している。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、各種のイベントが中止になる中、「通りすがりに見てもらうだけなら『密』も避けられる。地域住民や子どもたちに喜んでほしい」と実施。例年は八王子祭りの準備があり難しく、初の開催となる。中嶋会長は「こんな時期ですが、新型コロナウイルスから１日でも早く平穏な日々が戻ってくることを願い、短冊に思いを込めました。少しでも和み癒されれば」と話した。
同町会の「多賀子ども会」では竹を彩るお飾りを作って協力した。なお、同町会では、６月から理事会を再開しているが、「密」を避けるために３回に分けて行うなど対策をしているという。
市役所通りの６カ所に掲出されており、中には石森孝志市長の願いが書かれた短冊もある。７月７日まで。
「安全安心な日常が戻りますように」「学校がふつうに戻りますように」など、町会の人々から寄せた短冊に込められた願いは、コロナ禍の早期終息を願うものが多い
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