当日は密を避けてリハーサルを行った。写真は認定ＮＰＯ法人多摩草むらの会による合唱
ＫＡＺＵＩ素人ミュージックフェスティバルのリハーサルが13日、北野市民センターで行われた。本番公演は12月を予定している。
素人ならではの感動を
市内で在宅医療を専門に扱う数井クリニック（打越町）の数井学院長が立ち上げたイベントで、介護関係に携わる人たちに楽しんでもらおうと企画した。
きっかけは、数井さんが音楽イベントで始めたばかりのハーモニカを演奏したとき。「みんなが『がんばって』と応援してくれた。不慣れなのに頑張っている姿が、見る人にとっては感動的なのかも」と数井さん。そこで介護関係者の中で音楽の「素人」を中心に出演してもらうことに。
13日は９団体がリハーサルに出演。本番さながらの演奏を披露した。
本来は３月の予定だったが、新型コロナウイルスのため延期に。
「コロナで楽しみが減った人も多いと思う。せめて、いつもは他者のために頑張っている人を笑顔にできれば」
