SDGsとは、2015年の9月に国連で採択された「持続可能な開発目標」。読み方は「エスディージーズ」。30年までに持続可能でより良い世界を目指す国際目標。貧困や飢餓、教育、エネルギー問題、資源の有効活用、不平等の解消など17のゴール(大きな目標)がある。
外務省を窓口として、日本でも積極的に取り組んでいくものとしている。16年には総理を本部長とする推進本部が設置され、全省庁が具体的な施策を盛り込んだ「アクションプラン」を毎年策定。17年には企業や団体の取り組みを表彰する制度もできた。
外務省が後援したアンバサダー養成プログラムを受講し、現在は各地でセミナー講師をする梅澤朗広さん=人物風土記で紹介=は「消費者に選ばれる商品づくりや、従業員が仕事にやりがいを持つことができるという点でも、ビジネスで得られる利点は少なくありません」と導入によるメリットを語る。