講習の様子。写真提供＝市役所防災課
八王子市消防団の女性隊の隊員５人が今月７日、指導員として救命講習を八王子消防署で行った。「指導員」資格取得後初の活動。
この資格は「普通救命講習」の上位にあたる「上級救命講習」の講師として指導して認定できるもので、今年３月に女性隊の８人が取得した。
受講したのは団長と副団長で構成する「本団」所属の４人。１日かけて心臓マッサージやＡＥＤの使い方などの指導を受け、ペーパーテストの結果、全員が修了を認定された。同団では今後、団の中で修了者を増やしていきたい考え。
橋本孝団長は「コロナ禍で様々な活動が制限された中で、女性隊には救命で頑張ってもらった。資格を持つことで、今回のように成果も上がった。今後も普及活動ができれば」と話した。
