高尾交通安全協会(小松政見会長)は恒例の交通安全祈願パレード「火のまつり」を9月10日、高尾山で開催した。
降雨やコロナの影響で規模縮小が続いたが、3年ぶりに例年並みの開催に。好天に恵まれた当日は石森孝志市長、市議会の吉本孝良議長、八王子観光コンベンション協会の加藤高白会長をはじめ関係者、同協会の会員、高尾幼稚園の園児ら総勢約260人が参加した。
清滝駅前の交通安全祈願碑前で式典を挙行。パレードでは駅前広場を出発し、高尾警察署の警備のもと祈祷殿へ。会員らの協力による「なで木」を燃え盛る護摩壇に投じ、市民の交通安全を祈願し交通事故による犠牲者を慰霊する「柴燈大護摩」を執り行った。
小松会長は「観光客でにぎわう高尾山で多くの参加者に恵まれ、いいパレードだった」と振り返った。同協会によると、高尾署管内の交通事故は市外からの来訪者が多いという。今後も観光客らに向け、交通安全の啓発に力を入れていく。