町営プールの底板隆起 原因は水圧によるもの
7月29日に底板が隆起し開場を中止した寒川町営プールの調査結果が発表され、50mプールの底板隆起の原因は、プール給水管や水を循環するための管からの漏水、雨水、地下水がプール底板の下にたまり、底板を水圧で押し上げていたことがわかった。外部有識者、県企業庁職員、町職員らが調査にあたった。
隆起確認の当日、状況把握のためプール排水を行い翌日に確認したところ、露出した鋼板製のプール底板が夏の晴天下の温度上昇により膨張し、6日後には地表から隆起したプール底板までの高さが最大89cmになった。その後、施設全体の水栓を閉じたところ、1週間程度でプール底板下部にたまった水がなくなり、それとともにプール底板も下降した。現在のプール底板は下降した状態でほとんど変化はないという。
プールの改修については未定となっており、来年のプール開放は、今年に引き続き代替として町立小学校のプールを活用し、一般開放する方針だ。
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