寒川町役場職員の亀井真由美さん(福祉課)と嵩(すう)千夏さん(保険年金課)が、神奈川県テニス協会主催の第79回神奈川県実業団対抗テニス大会(B大会)女子の部で寒川町の代表として出場し、見事に優勝を果たした。次回から県内8チームで競う最高峰A大会に昇格する。
試合は8ゲーム先取の1セットマッチで、ダブルス1試合、シングルス2試合の計3ポイント(3試合)のうち、2ポイント(2試合)を決した時点で勝利となるゲーム方式。他チームは5〜6人でチームを構成するのがほとんどで、2人だけしかいない寒川チームは体力を温存しながらの戦い。決勝前日は3回戦と準決勝をこなすなど、消耗戦を乗り切った価値ある戴冠となった。
「寒川町役場の伊達公子」の異名をとる亀井さんは、クラブなどでテニスを楽しんでいたが、4年前に学生時代からテニス競技に親しんできた嵩さんが入庁予定であることを知ると、早々にコンビ結成を打診。嵩さんが快諾すると、すぐに試合に出場し始めた。そして昨年には準優勝を飾り、満を持して今年は頂点に。「最初のダブルスを確実に取れたのが勝因。毎年壁になっていた相模原教職員に準決勝で勝つことができた」と二人は話す。
大会は年2回。次回春の大会は初めて最高峰のAリーグで戦うが「まずはA残留が当面の目標。メンバーの確保も課題です」と来年を見据えた。
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