岡田の小柴佐知子さん宅で「ポポー」の木が実を着けている。「ポポー」は熟すのが早く、収穫時期が限られているため市場にあまり出回らず、一部では「幻の果物」と呼ばれている。マンゴーとバナナとパイナップルを足して3で割ったような味といわれている。
「ポポー」は小柴さん宅で30年以上も毎年実を着けているというが、その年によって多かったり少なかったり。「亡くなった主人が自分で種をまいたか、あるいはもらってきたか、定かではありませんが」と話す小柴さん。庭の垣根が相模線の線路沿いの小路に面しており、道行く人が「アケビ」や「ポポー」を見ながら話しかけてくる。77歳の小柴さんの楽しみの一つだ。もともと植物を育てる習慣はご主人のものだったというが、いまでは自身の最大の楽しみに。ときどき譲ってほしいと声がかかることもあるそうだ。取材中にはアボカドの鉢も見せてくれた。
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