フットサルの全国リーグ「Fリーグ」への参入をめざすチームが八王子に誕生する。府中をホームタウンに活動する「ファイルフォックス府中」が八王子市に移転、同市の既存チームと合流する。6日にあった八王子サッカー協会の新春フットサル大会開会式で発表された。
八王子には「ディベルティード八王子」があるが、「発展的な統合」により2チームが合流(合併)する。ホームタウンを八王子とし、ファイルフォックスを存続チームとする。2チームからの選手らで構成する。昨年11月、万町に運営会社を設立。代表には市内出身でファイルフォックスの選手、長尾龍さんが就任した。
関東1部所属
ファイルフォックスは20年の歴史があり全国タイトルの実績もある。2017年度は関東フットサルリーグの1部に所属している。
多摩地区にはすでに府中アスレティックFC、ペスカドーラ町田とFリーグ所属の2チームが存在する。その状況の中、八王子からの参入をめざすことについて関係者は「ファイル、ディベルともチームづくりの過渡期を迎え成績低迷期に入る可能性があったこと、府中にはすでにFリーグチームがあること、八王子にエスフォルタアリーナ(競技会場)ができたこと」の3点をあげた。
盛んな町 受け皿に
新チームは4月から関東1部リーグで戦う予定。Fリーグは今後、2部リーグを創設する計画があり、チームは2年後の2部加盟をめざす。長尾さんは「自分も八王子にチームがなかったので他の地域へ行った。この町でフットサルをする人が地元で続けられる環境を作りたい」などと話した。
八王子はフットサルが盛んな地域として知られる。1カ月以上かけて行われる新春大会は今年44回目を数え、500チームを超えるエントリーがあり、5千人近い選手登録がある。全国でみても大きな規模の大会と言われている。
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