農作業の受託が可能な農業技術を身に着けた人を養成する市の事業「はちおうじ農業塾」による品評会が10月24日、大谷町の研修農場で行われた。
この事業は今年で10年目。市内の農家が指導をしている。1期2年で、今回は9期生と10期生の計30人が出品。キャベツや大根などの作物の出来を競う「自慢の一品」と、育成具合を見る「立毛審査」があった。
コロナでも前向き
本来は4月に開講だが、今年は新型コロナウイルスの影響で6月からとなった。また、品評会の後に行われる試食会も今回は中止となった。そのような中でも中西伸夫塾長は「最初は原野のような場所だったが、10年が経ち、土が良くなってきている」と前向きに話した。また「(長雨や猛暑で)今年は苦労が2倍、3倍。しかし、品評会では甲乙つけがたいものばかり集まった。気候は毎年違う。また、素晴らしい作物を作ってほしい」とエールを送った。
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