八王子市内では、先月末から64歳以下の一般向け新型コロナウイルスのワクチン接種が開始された。石森孝志市長は6月22日、定例記者会見で「本格化」へ向け、平日すべての会場で夜間接種の実施や国が進める大学拠点接種などを支援する考えを示した。
市の高齢者の1回目ワクチン接種状況は、12万3030人で接種率は77・3パーセント。2回目の接種率は44・2パーセントだった(6月21日時点)。石森市長は「接種を希望する高齢者の接種完了に近づいている」と話す。また、先月末から開始した64歳以下の接種について「一般向け接種についても、高齢者同様の接種率を維持していく」と話した。
仕事後に接種できるようイトーヨーカドー南大沢店などの平日会場では、8月2日から夜間の時間帯も実施する。また、熱中症対策として、これまで小中学校体育館で行っていた接種を民間施設や大学など空調設備のある場所で実施する。
グループ枠も
ケアマネジャーなど訪問、通所の高齢者施設の従事者、市内在住の教員や保育士らは、一般予約枠とは別に期間と会場を設け、今月から接種を行っていく。
また、国が進める学生や教職員を対象とした大学拠点接種について支援する考えで、市内23大学にアンケート調査を実施。大学拠点接種の申請を予定する大学が11あった。市と医師会は、接種に協力できる医療機関を調査し、大学へ情報提供を行う。
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