八王子版 掲載号:2021年11月4日号 エリアトップへ

知的障がい者チーム設立 サッカー 市内唯一 

教育

掲載号:2021年11月4日号

  • LINE
  • hatena
FCベルテール レーヴの練習風景=同法人提供
FCベルテール レーヴの練習風景=同法人提供

 八王子市内で唯一の知的障がい者のサッカーチームが設立される。11月に体験会を開き、選手を募る。障がいの有無に関わらず、サッカーを楽しむことができる環境の実現を目指す。

「楽しめる環境作る」一社が運営

 チームを設立するのは、2011年から市内を中心に障がい児の通所支援施設(放課後等デイサービス)などを展開する一般社団法人チャイルドライフ(みなみ野)。

 同法人は15年から事業の一環として健常者の小学生、中学生のサッカーチームを運営している。一方、通所施設の児童に「スポーツに触れ合う機会を」と、17年からサッカー教室を始めた。指導をする和仁(わに)拓也監督(JFA公認B級コーチ)は、活動を通じて「発達障がいのある子がスポーツをする環境が少ない」ことを知るとともに、障がいのある子も「練習をすればうまくなれる」ことを実感した。

 和仁さんは20年、本格的に指導をするため知的障がい者サッカーのB級ライセンスを取得する。その講習を受ける中で、特別支援学校のサッカーが全国的に盛んであることや東京都の選抜チームの存在、全国大会や国際大会の開催を初めて認識した。

 「自分たちもチームを作りたい」。和仁さんの思いを受け同法人は今年11月6日、共生社会の実現に向けたプロジェクトを立ち上げ、それと同時に市内唯一の知的障がい者サッカーチームを新設する。

 チーム名は「FCベルテール レーヴ」。レーヴはフランス語で夢を意味する。

選手を募る

 チームは体験会などで選手を募り、大会参加可能人数になり次第、東京都の連盟に申請予定。

 体験会は11月14日(日)と21日(日)に練習会場のひとつである八王子富士森公園内の施設(台町)で開催する=関連記事あり。募集の対象は中学生以上で療育手帳の交付を受けているか、その取得の対象に準ずる人。また、サッカーが好きでうまくなりたいと思っており、指導者の言語的指示とルールの理解が可能な人としている。これまでのサッカー教室を通じて3人が入団している。

 東京都知的障がい者サッカー連盟によると八王子市内には現在、知的障がい児・者も一緒に活動している、もしくは知的障がい児・者に特化したクラブチームはなく、都内でも「少ない」のが現状という。「知的に障がいがあるということでみんなと一緒にサッカーを楽しめる環境には至っていない」そうで、同チームの活動に期待を寄せている。

同法人の庄司孝代表理事(左)と和仁さん
同法人の庄司孝代表理事(左)と和仁さん

八王子版のトップニュース最新6

100歳 健康の秘訣は踊り

100歳 健康の秘訣は踊り 文化

台町の舞踊教室通い、40年

8月18日号

新たな医療支援拠点に

八王子市保健所

新たな医療支援拠点に 社会

今月1日、合同庁舎で始動

8月18日号

100年の歩み、脈々と

八南歯科医師会

100年の歩み、脈々と 社会

八王子など4市 373会員に

8月11日号

八王子市が都内初

日本子育て支援大賞

八王子市が都内初 社会

大学教員の講座など評価

8月11日号

小中生、SNS方針へ提言

小中生、SNS方針へ提言 社会

市教委 新サミットに74人

8月4日号

「浴衣で、まち巡って」

八王子七福神会

「浴衣で、まち巡って」 文化

8カ所 初の夏開催

8月4日号

あっとほーむデスク

  • 8月18日0:00更新

  • 8月11日0:00更新

  • 8月4日0:00更新

八王子版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

八王子版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2022年8月18日号

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook