神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
八王子版 公開:2024年3月7日 エリアトップへ

被災地に薬剤師派遣 東京薬科大学の教員ら

社会

公開:2024年3月7日

  • X
  • LINE
  • hatena
避難所で行ったOTC医薬品(一般用医薬品等)の提供と服薬指導
避難所で行ったOTC医薬品(一般用医薬品等)の提供と服薬指導

 元日に発生した能登半島地震を受けて東京薬科大学(堀之内)が、薬剤師の実務経験を持つ教員ら4人を被災地へ派遣して支援活動を行った。

 これは都の要請で災害派遣薬剤師を募集した東京都薬剤師会の呼びかけに、同大学が手を挙げたもの。1月21日から2月6日までの期間に4人の教員らが5日間ずつ石川県輪島市を訪れ、被災者の常用薬調査や服薬指導、避難所の衛生環境調査と改善指導、現地の薬局にある医薬品の在庫情報の管理・共有などの医療支援活動を行った。感染症が流行しつつある避難所では、除菌・殺菌に効果のある薬剤の情報提供や手洗い場への石鹸・ハンドソープの設置を促し、経口補水液の作成方法なども伝えたという。

経験 教育に生かす

 今回、同大学から派遣されたのは松本有右常務理事・客員教授、秋山滋男准教授、鈴木信也准教授、原直己講師。過去に薬剤師として新潟県中越地震や東日本大震災、熊本地震、ダイヤモンド・プリンセス号での新型コロナウイルス長期検疫対応など、いずれかの現地活動に参加した経験のあるメンバーだった。教員らは「災害後のフェーズの変化に伴い、必要となる医薬品のニーズが異なることがわかった」「環境・衛生面における薬剤師の役割が重大なことを痛感した」などと輪島市での活動を振り返った。

 同大学では「今後も薬剤師会の要請に応じて継続的な支援活動を行うとともに、今回の経験を生かして災害薬事に活躍できる薬剤師の養成を目指していきたい」と話している。

災害対策本部で現状報告を受けた
災害対策本部で現状報告を受けた

あなたの街の植木屋さん ハロー・ガーデン

土日祝OK!見積り・出張費0円!1本からでも対応します!

<PR>

八王子版のローカルニュース最新6

落語で向上 環境意識

落語で向上 環境意識

25日に長池公園自然館で

5月17日

シーズン終了を報告

東京八王子ビートレインズ

シーズン終了を報告

リーグ改革受け、昇格目指す

5月16日

「福祉」を身近に

「福祉」を身近に

18日に市街地でイベント

5月16日

寄贈パインで異文化理解

八王子・台湾友好交流協会

寄贈パインで異文化理解

中学給食に特別メニュー

5月16日

色とりどり バラ開花

色とりどり バラ開花

鑓水の八王子日本閣

5月16日

第21回に436人参加

八王子まちゼミ

第21回に436人参加

5月16日

あっとほーむデスク

  • 4月18日0:00更新

  • 12月14日0:00更新

  • 11月23日0:00更新

八王子版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

八王子版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月17日号

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook