市内に12施設ある「子ども・若者育成支援センター」(旧児童館)の愛称が「はちビバ」に決まった。公募で寄せられた489件のアイデアの中から、市内の中学生から20代までの若者11人と初宿(しやけ)和夫市長でつくる愛称候補選出会議が選考し、3月3日に発表した。
同センターは、これまで遊びを通した子どもたちの健全育成の場だった児童館を、時代や社会のニーズに合わせて子どもから若者まで幅広い世代に寄り添った活動や支援に取り組む拠点に変えたもの。昨年11月に児童館から名称を改めた。さらに市は子どもや若者が親しみを持てるような愛称をウェブ上と各センターで募集し、その選考にも若者らの意見を求めようと選出会議のメンバーを募った。寄せられた愛称案の中から選出会議の子ども・若者メンバーが12候補に絞り込み、そこから初宿市長が最終案を提示。3月3日に市長と子ども・若者メンバーで最終決定した。
遊び場、喜びを表現
「はちビバ」には、子ども・若者の健全育成の拠点や居場所を表現する「八王子の遊び場」、八王子の「はち」とイタリア語などで喜びを表す言葉の「viva」などの意味が込められている。
選出会議の中学生メンバーは「年齢や立場が違っても、意見を出し合って愛称を決めることができてよかった」と話し、初宿市長は「ここで経験したことが将来、皆さんが社会で活躍する際に必ず役立つはず」とエールを送った。
「はちビバ」の愛称は4月1日から使用され、「浅川子ども・若者育成支援センター」は「はちビバ浅川」のように表記される。4月から各センターに愛称が描かれたパネル型看板も掲出される予定だ。
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