地元密着で事業に取り組む福安工務店(片倉町)が、「東京エコビルダーズアワード」で、ハイスタンダード賞(断熱・省エネ性能部門)とリーディングカンパニー賞(同部門)を受賞した。これは、2025年度から始まる「建築物環境報告書制度」に先駆け、環境性能の高い建築物の普及に取り組む意欲的な事業者を都が表彰する制度。2月19日に小池都知事から表彰状等の贈呈が行われ、3月4日には、受賞企業によるプレゼンテーションに参加。同社の松永浩一さんが登壇し、自社事業や今回評価された点の解説のほか、二酸化炭素削減への取組などを紹介した。
同社は1990年代ごろから、太陽熱を利用するOMソーラーシステムに着目。省エネや環境課題へ配慮した事業に早くから取り組んできた。
今回特に評価されたのは窓へのこだわり。1棟ずつ隣地との建物配置や敷地内樹木との関係性を考え、一カ所ずつ窓の性能値を確認しながら選定するなど、断熱・省エネを意識した丁寧な家づくりが評価された。
松永さんは受賞について「日頃の家づくり思想が評価されて光栄です」と話した。
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