木の台座に色とりどりの造花を飾り付けた手工芸作品の展示会が、3月17日から1週間にわたり川口町の日笑会館(旧川口町ダイヤタウン自治会館)で開かれた。同町在住の飯島努さん(80)が制作した112点の作品がずらりと並び、来場者の目を楽しませた。
飯島さんは元大工。盆栽を趣味にしていたが、20年ほど前から盆栽鉢に剪定枝などを生けて造花を飾る「造花盆栽」を作り、市民センターや老人ホームなどで展示会を開くようになった。華やかで本物と見まがうような作品は話題を呼び、市の依頼で講習会を開いたり、「作品がほしい」と九州から問い合わせが来たことも。
今回は懇意にしている同館オーナーの勧めで展示会を催すことになり、木で台座を作って造花を飾る新しい作品群を展示した。こちらも来場者から大好評で、飯島さんは「これからもさまざまな作品を作って、多くの人に感動してもらえたらうれしい」と語り、来場者の応対などで活動を支える妻の民惠さん(76)は「展示会が交流の場となり、地域のつながりが育まれれば」と期待する。(問)飯島さん【携帯電話】080・8889・0615。
|
<PR>
八王子版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|