八王子に新たな児童合唱団「はちおうじキッズシンガーズ」が誕生した。4月14日に旭町の八王子市学園都市センターイベントホールで発足式と2024年度の始業式が開催され、華々しいスタートを切った。
はちおうじキッズは、市内の歌が好きな子どもたちに上達と活躍の機会を提供し、八王子を合唱のまち「唱都」にすることを目的に発足したもの。市内経済界などの有志が後援会を立ち上げ、市教育委員会も協力。作曲家・合唱指揮者として国内外で活躍し、みなみ野で児童合唱団「みなみ野キッズシンガーズ」を主宰していた松下耕さん(61)=絹ケ丘=を音楽監督・芸術顧問に招致して広く団員を募集していた。
目指すは世界
セレモニーには、はちおうじキッズの団員や保護者、指導者、後援会関係者らが出席。来賓に地元選出の萩生田光一衆議院議員、後援会の顧問も務める樫崎博八王子商工会議所会頭、特別協賛者である(株)シンコーハイウェイサービスの坂本健造代表らが招かれ、新合唱団に祝辞を述べた。後援会の田辺隆一郎会長=人物風土記で紹介=は「しっかりバックアップしていくので、元気に、目いっぱい練習に励んでほしい」とエールを送った。松下さんは「多くの皆様のご支援で、この日を迎えることができた。国内のみならず、世界で活躍する合唱団を目指していきたい」と抱負を語った。
式典では3歳から高校生までの団員101人の名前が1人ずつ紹介され、はちおうじキッズの前身となるみなみ野キッズのメンバーによる合唱も披露。松下さん作詞・作曲の合唱曲「ひびけ、希望のうたよ」などが初披露された。
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