左上から時計回りに「肉の富士屋」（１０２軒目）、「荒井呉服店」（１００軒目）、「カトウ洋品店」（47軒目）、「遠藤度量衡」（５軒目）、「坂福」（44軒目）、「イツミヤ」（１軒目）
店主らと店舗の写真を掲載するサイト「甲州街道八王子ポートレート」（https://kane-kanezawa.wixsite.com/hachioji-portrait）を運営するアマチュア写真家の金沢伸吾さん＝人物風土記で紹介＝の撮影人数が１００人に到達した。それぞれ金沢さんが直接打診して撮影。店主のたたずまいや表情から見えてくる仕事への取り組み方をモノクロ写真で表現している。店への一言コメントも掲載。６月28日時点では１０３人目まで掲載しており、「いつ終わりにするかは決めていない」と金沢さん。
２０１６年にイツミヤ（八幡町）から始めて、少しずつ八王子駅の方面に向かっている。なお、１００軒目は荒井呉服店（八日町）だった。
生きがい 店続く
街道沿いに並ぶ昔ながらの店舗を見て「最初は『この人たちはどうやって働いているんだろう』と興味本位だった」と金沢さん。今では「働くことにちゃんと生きがいがあって、それを後継者たちに伝えているから店が続いている」と感じているという。
金沢さんは身近な八王子をテーマに撮影を続けており、15年には愛犬「ころん」と一緒に市内の公園８００カ所以上を巡って撮った作品で写真展を開催したこともある。９月には甲州街道をテーマにした写真展を市内で開催したいと話している。
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