東京八王子中央ライオンズクラブ(LC/今井治(はるみ)会長)は7日、高尾山の仏舎利塔近くにある「千手千眼観音菩薩像」を清掃した=写真。毎年年末に行っていたが、その日が雪の予報だったため延期されていた。
像は(自分の死後)視力を失った人のために角膜を提供した「検眼者」を弔うために同LCが25周年の記念に建立。クラブは検眼の前段階のアイバンク登録にも力を入れている。
名前を刻まれている検眼者は60人ほど。現在最後の検眼者は3年前に他界した尾川富男さん。息子で同LC会員の尾川朋治さんは「アイバンクに登録していただいても、実際にはご家族の同意も必要。検眼まで至らないケースも多いそうです。緑内障や白内障でも角膜は提供できる。できるだけ多くの人にアイバンクを知っていただければ」と話す。
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