八王子中央リーグに所属する少年軟式野球チーム「アンギラス」がこのほど八王子市から八王子市教育委員会表彰を受けることがわかった。昨年11月、市内で開催のセガサミーカップ学童軟式野球大会(都軟式野球連盟、東京新聞・東京中日スポーツ主催)での初優勝が評価されたようだ。
同大会は「冬の都大会」と言われ、都内8ブロックの代表、合計16チームが参加した。アンギラスは春にあった市の大会で準優勝をしたことから代表に選ばれた。
同大会でアンギラスは1、2回戦をタイブレーク(早く決着をつけるための手段)までもつれる中、勝ち上がり準決勝は3-1、決勝は10-3でそれぞれ勝利した。大会を振り返り木代勝美総監督は「コロナ禍でずっと活動できない状況であったが、この大会への出場が決まり9、10月は目標を持って練習できた」と話した。優勝については「大会を通じてエラーがほとんどなかった。普段から守備と走塁に力を入れて練習しているので結果が出て良かった」と喜んだ。一方、選手は「(タイブレークなど)緊張の中で勝てたのが自信になりました。八王子にある素晴らしい球場で野球ができ、優勝できたのは小学校生活の最高の思い出です」と笑顔をみせた。
アンギラスは市立第十小学校の児童を中心に男子29人、女子4人、合計33人が所属している。
およそ50年の歴史があり市内で強豪の部類に入る。バッテリーの連携を中心とした守備、そして走塁に重きを置いており、「細かい野球」で数々の大会で実績を残している。なお、チーム名は「怪獣」をイメージし付けられたそう。
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