福島・青森 「命の尊さ伝えたい」 19日(土)映画上映会 島田恵(しまだけい)監督も来相
放射能問題を取り上げたドキュメンタリー映画「福島 六ヶ所 未来への伝言」の上映会が明後日19日(土)、東林公民館(南区相南)で行われる。主催は地域の子育てママらによる市民団体「こどもまもりたい」。
監督の島田恵さんは核燃料再処理工場等がある青森県六ヶ所村に12年間にわたり住み、取材を行ったフリージャーナリスト(写真家)。これまで「いのちと核燃と六ヶ所村」(八月書簡)、写真集「六ヶ所村 核燃基地のある村と人々」(高文研)などを発表している。
今回上映される作品には六ヶ所村と、原発事故後の福島県を島田さんが歩いて見た現実が収められている。「福島、青森には原子力といのちが共存できないことを体験している人たちがいます。彼らにいのちの尊さを伝えてもらおうと思います」と島田さん。映画は20分程度に編集されたもの。上映後には島田さんのトークも企画されている。「みなさんと一緒にこれからのことを話し合いたいと思います」。
時間は午後1時から4時まで。参加費は大人500円、小学生以下無料。定員80名。問い合わせ・申し込みは松下さん【携帯電話】090・6701・0027まで。
【呼びかけ人からのメッセージ】▼これは21世紀人類が直面している最重要課題だ。核のゴミを無限に作り出す原発をそれでも建設し続けようとする国のあり方に大きな疑問をなげかけるために、本当に起こっていることを伝えてください(加藤登紀子)▼島田さんは、六ヶ所村でもっとも長く生活した取材者である。その粘り強さと優しさが、六ヶ所村の姿をよく伝えてきた。こんどは映画に挑戦するという。これ以上の期待はない(鎌田慧)
|
|
|
アレルギーの会が解散4月25日 |
水野さんが川柳講座4月25日 |
|