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さがみはら南区版 公開:2014年10月30日 エリアトップへ

壇家女性 踊り念仏を披露 無量光寺の開山忌法要

文化

公開:2014年10月30日

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踊り念仏の様子。中央で太鼓を叩いているのが柿澤さん=23日
踊り念仏の様子。中央で太鼓を叩いているのが柿澤さん=23日

 南区当麻(たいま)の時宗寺院、当麻山無量光寺(むりょうこうじ)で10月23日、開山忌法要が行われた。檀家女性による「踊り念仏奉納」も披露され、本堂には多くの見物人が集まった。

 開山忌は時宗の開祖、一遍上人(いっぺんしょうにん)の功績を称える法要で、毎年同日に行われている。この日は、同寺の本尊で市の重要文化財となっている「一遍上人立像」の特別公開や、檀家男性が鉦(かね)や太鼓を打ち鳴らし念仏を唱える「双盤講(そうばんこう)」などが行われた。鉦や太鼓に合わせ、踊りながら念仏を唱える「踊り念仏」では、紫色の装束を身にまとった女性16人が中央に置かれた太鼓を囲み、7種類の念仏を唱えながら周囲を回ったり体を動かしたりした。南区当麻の70代の男性は、「歴史あるものが続いていくのは良いこと。唱える念仏によって回り方や所作が違い、感心して観ていた」と話した。

 踊り念仏は一遍上人が全国を遊行する中で広めたとされる。同寺では長らく行われていなかった。リーダーの柿澤孝江さん(75)が、「男性に双盤講があるならば女性にも何かできることはないか」と檀家の女性に呼びかけて再興。時宗総本山の遊行寺(藤沢市)で所作を学び、1990年10月の無量光寺の開山忌で初披露した。現在は毎月第2月曜に練習を行っており、「若い世代の人にも参加してもらえたら」と柿澤さんは話していた。

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