2014年6月に血液を送り出す心臓の機能が低下する「劇症型心筋炎」を発症した吉岡奈緒ちゃん(6・静岡県在住)の心臓移植手術が先ごろ、アメリカ・コロンビア大学付属病院で行われ成功した。
この移植手術を支えたのが、奈緒ちゃんの支援団体「なおちゃんを救う会」(山田美信、角替清美共同代表)による募金活動。15年3月に活動を開始し、7月21日までに2億7千万円を集めた。
「なおちゃんが手術を受けられたのは皆様の支援のおかげです。本当にありがとうございました。今後とも温かい応援をよろしくお願い致します」と同団体は感謝を表している。
「同郷の子、早く元気に」
八王子市内でも、募金活動に参加する企業、医療機関が見られた。新古書やゲームの買取などを行う「BOOKOFF」を市内で6店舗運営する「ブックオフコーポレーション(株)」は、6月18日から本やCDなどの買取代金を全額寄付する取り組みを実施。南大沢の歯科医院では受付窓口で募金を集めるなど、6歳の少女のための支援活動を行ってきた。活動に参加した「オーキッド歯科クリニック」の橋村吾郎理事長は「医療機関として当然の事と思い協力した。奈緒ちゃんは同郷の子。早く元気になってもらいたい」と話している。
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