「北條氏照(うじてる)まつり」(10月18日(日))の武者行列200人のうち、50人近くはNPO法人八王子城跡三ッ鱗会(みつうろこかい)(金子信一代表理事)のメンバーだ。
同会は八王子城のPRを目的として市のオフィシャルガイドのメンバーを元に、4年ほど前から活動を開始。「氏照まつり」の際のように自分たちで作った甲冑をまとい武者隊を編成するなど、年に20回ほどは地域のイベントに登場している。
会で作る甲冑は、埼玉県の寄居北條祭りで使われるものを参考にしている。「戦国時代の実戦向きで、大将というよりは旗本が付けていたもの」(金子さん)に近いそう。下地は鉄板あるいはアルミ合板で、その上に「編む」「張る」などの作業を繰り返し細かな装飾をしていく。完成すると重さは10キロ以上に及ぶ。
「氏照まつり」では応援団体として、武者行列に参加。金子さんは「ぜひ一度甲冑を着て参加してもらいたい」と話した。会では毎年4月から市民向けの甲冑づくり講座を開いている。
11月に講演会
なお、同会では11月7日(土)、八王子市学園都市センター(旭町)で講演会「小田原北条氏の関東支配と八王子城」を開催する。講師は都立大学名誉教授の峰岸純夫さん。午後2時開演。参加費は400円。申し込み・詳細は市文化財課【電話】042・620・7265へ。申し込み期間あり。
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