「八王子パンの会」は6年ほど前、パン製造販売店「ブール・ブール・ブランジェリ」(横山町)の店主、草野武さん=写真=らが中心となり立ち上げた。「パン屋さん同士の横のつながりはあまりない。悩みを相談できるような仲間を作れれば」と思い立ったのがきっかけ。知り合いを通じつながりが広がり現在、市内9、市外2、合計11人(店舗)が所属している。
定期的に情報交換の機会を設けている。4年ほど前には「八王子のパン屋についてもっと知ってもらおう」とリーフレットを発行。雑誌等で中央線沿線の店が紹介される機会があってもその内容は得てして「立川まで」。それなら自分たちでとPRに力を入れた。
また、3年前からは5月に八王子駅周辺で開催されるワインのイベント「サン・ヴァンサン」の際に「パン・マルシェ」として各店が商品を出張販売。今年(5月15日(日))も5店舗ほどが出店を予定している。
八王子パンの会の店舗は小麦、水、塩、そしてイースト(酵母)を基本として作られるシンプルな「フランスパン」、ハード系のパンを大切にする所が多い。草野さんはその魅力を「小麦の風味、旨みを楽しめる」点と話す。
なお、世の中ではこの春の季節がもっともパンの売れる時期という。毎年4月12日はパンの日(パン食普及協議会制定)。たまには硬いパンを噛みしめながらワインを嗜んでみるのはいかが。
フランスパンの街?
「問屋さんから聞いた話ですが八王子エリアは1960年代、フランスパンの消費が多くて有名だったみたいです」。市内出身の草野さんも幼い頃、バゲットやボストックといたハード系をよく食べていたそう。
その理由は定かでないが、八王子市民にとってフランスパンは実は「馴染みの味」なのかもしれない。
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