八王子市は4月15日、定例記者会見を行った。おもな内容は以下の通り。
100周年に新キャラ
市制100周年の中心事業である全国都市緑化はちおうじフェアの公式PRキャラクターとして「みどリ〜」が加わった。天狗の姿をした「はっちお〜じ」の色を緑にし、手にはヤマユリを持つ。
地元チームにロゴ
八王子をホームタウンとする東京八王子トレインズ(プロバスケットボール)とアローレ八王子(社会人サッカー)がユニフォームやジャージに100周年ロゴを表示し=写真=、機運を盛り上げるために協力する。
薬王院と災害協定
高尾山を訪れた人が大規模発生時に帰宅が困難になった場合にそなえ、薬王院(高尾町)が一時滞在施設として協力する。受け入れ人数は最大200人を想定。
ひとり親家庭に派遣
ひとり親家庭の子どもに対する学習支援として、中学3年生を対象に無料で家庭教師を派遣する。週1回2時間とし、7月から来年2月までの全32回。
中心市街地の方針策定
面積要件緩和などを盛り込んだ中心市街地まちづくり方針を策定した。「富士見通りの無電柱化」「北口ペデストリアンデッキの延伸」「空き店舗改修費補助制度」などが挙がっている。
スマホで滝山城跡
滝山城跡の新たなPRとして観光アプリ「AR滝山城跡」を4月21日(木)から配信予定。現地でスマートフォンを風景にかざすと、画面に450年前の滝山城の姿がイラストで映し出される。
質疑応答
記者からの各種質問について石森孝志市長らが対応した(一部抜粋し要約)。
―中心市街地の開発優先でバランスが悪いのでは。
「八王子駅周辺では南口も含めてマンション建設ラッシュとなっている。とはいえ人口が横ばいなので郊外は一部で過疎化が進んでいる。コミュニティ維持のためにも住民が住み続けられる取組みをしていきたい」
―多摩都市モノレールの答申案についてどう考えるか。
「八王子ルートが消えるという危機感を持って昨年から市民フォーラムなどをしてきた。今回の答申は、以前に比べて八王子ルートも他のルートと同じレベルで考えているとのこと。いい方向で結果が出た。今後も機運を高めていきたい」
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