――どのように楽しむ?
「なんと言っても『100円カレー』です。八王子エルシィの会長ご夫婦が若くして亡くなられたご長男の供養になればとご提供頂き、始まったもの。八王子独自のもので毎年好評。堪能してもらいたいですね。また、法要や法話のほか、信松院さん(台町)で練習を重ねられている讃仏歌詠唱会のコーラスも楽しみにしてもらいたいと思う。私もカレーを頂く前に聴くのが待ち遠しいですね」
――現在の仏教会の役割をどう考えていらっしゃいますか?
「仏教の教えを人々に広めていくことが第一ということは今も昔も変わりませんが、お寺には地域の集いの場となりうる潜在的な”資源”があるので、市民や行政からの『場所を貸して』という要望に対応していくことなども大切となってくると思います。例えば当寺では、ヨガのインストラクターの方からの依頼を受け、月4回、ヨガ教室の場を提供しています。もちろん、それぞれのお寺によって事情が異なるので、その対応については異なりますが」
――今、亡くなられた方をどのように見送るのか、について葬儀社さんらとお話をされているそうですね
「はい。昨年3月には見送り方について、多くの方に考える機会をもってもらいたいという思いから、一般の方も呼んだシンポジウムを開催しました。近く、その内容をまとめた冊子を発行して当協会加盟寺院に配布する予定です。機会がございましたら、手にとって頂ければと思います」
4月3日(火)、お釈迦さまの誕生を祝う「花まつり」と呼ばれる催しが八日町の八王子エルシィで開かれる。主催する八王子市仏教会・理事長の澁澤光紀住職に聞いた。
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