例会、懇親会の様子
いちょうビジネスクラブ（福澤武文会長＝福澤法律事務所代表）がこのほど発足20周年を迎えた。金融機関などのバックボーンを持たない「八王子だけにある」独立した組織。今回はクラブについて、福澤会長と20周年企画の実行委員長を務める尾崎泉さん（（株）きらら亭代表）に話を聞いた。
「ビジネスマン同士が交流し親睦を図る。そして互いに刺激を与えあって発展していけるところにあります」。福澤会長はこのクラブの魅力を語る。会員は「八王子でがんばっているビジネスマン」。活動のメインとなる月に一度の例会については「参加して楽しく、もちろんビジネスの役に立つものになるよう毎回工夫をしています」と話す。その執行部の努力の甲斐もあって会員数、例会出席率ともここ数年増加傾向だそう。「入会大歓迎です。希望の方はご連絡ください（事務局【携帯電話】０９０・８４７８・６８７０）」
継承、そして継続を
「一般的にビジネス談義となると、いいときの話が多い。でも大事なのは自分が不都合になったとき」。発足２、３年目に入会した元会長の尾崎さんは長年の経営経験から語る。尾崎さんはバブル時代、行き詰まる知人を何人もみたという。「経営者は孤独。悶々と苦しむ」
クラブの存在がその解決手段のひとつになればと考える。「いざとなった時のための仲間作りの場」。クラブには弁護士や医師が所属しており専門的なサポートも受けやすい環境にある。「20周年のテーマは継承と継続。会だけでなく、会員の事業所の存続も大切なことです」
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