高尾山の賑わいを市内に還元する方法の1つとして(株)アーバン(千人町)の佐藤久牧会長が考えている「八王子産自然薯の育成」。その考えに共感し協力している自然薯研究家の安留幹雄さんによる苗植えが5月中旬から下旬まで行われた。独自の栽培法の成果で、まっすぐに伸びる安留さんの自然薯。参考にしようと、JA八王子青壮年部会の有志が小比企町にある畑に見学にやってきた。
「7年目の昨年は100%の出来だった」と安留さん。十分な自信もつき昨年の30本から今年は107本を植えた。12月頃には同社が自然薯のアンテナショップとしてイーアス高尾で運営する飲食店「高尾の桜」へ納入される予定。
見学した青壮年部の塚本浩史部長は「植えつけの時期が繁忙期と重なる」と課題を挙げながらも「将来的には部会を作って取組みたい」という。また、「高尾山の名物のトロロを地元産の自然薯にするのは夢のある取組み」と理念に共感した。
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