消防ホースで水をまく光明第八保育園のスタッフ【上】／表彰を受ける第一保育園のスタッフ【下】
社会福祉法人多摩養育園（八木町／足利正哲理事長）は７月に丹木町で行われた第51回自衛消防訓練審査会（八王子消防署）に参加し、好成績を収めた。
炎天下のグラウンドで屋内消火栓操法の迅速性かつ正確性が競われた。同法人からは保育所、高齢者施設など13事業所より11隊が出場。女子隊の部で光明第八保育園が優勝、男子・混合隊の部で光明第一保育園が準優勝した（同法人出場施設の結果は下記）。
「命を預かる仕事をしている。防災は基本中の基本」と足利理事長。この審査会には10年以上参加し続けている。同法人保育士は「審査会の１カ月くらい前から消防の方に協力いただき練習をします。普段消火器の訓練はできますが、ホースを使っての練習は難しい。審査会に参加することで職員の防災意識は高くなっています」と話した。
エレベーターにトイレ
なお同法人ではエレベーターのある施設に非常用のトイレ（防災グッズ入り）を設置するなど、さらに「非常時の対応」に力を入れている。
▼自衛消防訓練審査会結果【男子・混合隊の部】光明第一保育園＝準優勝、第四、第五、第七保育園、市立長房南保育園、竹の里・桜の里混合、光華、精華＝入賞 【女子隊の部】光明第八保育園＝優勝、市立石川保育園＝入賞 【男子・混合隊Ｃの部】楢の里・光明第三保育園混合＝入賞
本部エレベーターに設置された非常用トイレ
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