南大沢・多摩なかよし幼稚園の金平純三園長は、令和の時間を生きる子どもたちには「人と人とのふれあいを大事にしていってもらいたい」とする。「AIの時代となっても、それは不変だと思うんですよ」
数字で測れない力を
そんな金平園長が大切にしているのが、「数字で測れない力」の育成だ。その時の結果が悪くても、あきらめずに、目標に向かっていける力、数字では図ることができないそのパワーを子どもたちに身につけてもらいたいのだという。「もう少し、と夢を追い続ければ、成長し続けることができるんです。今、結果が良くてもそこで満足してしまっては伸びることはできませんから」
「接し過ぎない」も大切
注意していることの一つが、過剰な干渉だという。最近では、保護者が手を貸しすぎることで子どもが自ら考え、行動しなくなってしまうケースが見受けられると言い、「難しいのが、子どもによって接し方が異なることです。声を掛けた方が良い場合もあれば、しない方が良い時もあるんです。だからこそ、一人ひとり、見守る必要があるのだと考えています」
また、伸びる人になるためには好きなことに没頭することが大切とも。「1つのことを極めれば、その先が見えてくるんです。子どもたちには、そんな道を歩んでもらいたいと思います」
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