ＫＤＤＩ（株）による「スマホ・ケータイ安全教室」が４月24日、帝京八王子中学・高等学校（上川町）で行われた＝写真。
中高生合わせて約５００人を対象に、アニメ風スライドと音声でトラブルの事例を紹介。ネット上の投稿が原因でいじめに発展したり、ゲームのし過ぎで日常生活に支障をきたしたりといった危険性を伝えた。
講師で同社のスマホ・ケータイ安全教室認定講師の横井秀幸さんは「悪意のある相手はＳＮＳにアップした写真に写り込んだわずかな情報でも手掛かりにして居場所を特定しようとする」など注意点を説明。「困ったときは信頼できる人に相談する」と対策についても話した。
授業を聞いた串田晃市さん（中３）は「知り合いが短文投稿ＳＮＳで軽率な書き込みをしたことから不利益を被ったことがある。自分も注意したい」と話した。また岩谷成実さん（中２）は「ＳＮＳで友人とトラブルになったことがある。そのときは直接話すことで解決できた。（授業を受けて）世の中には悪い人もいるので気を付けたい」と話した。
同様の講座は昨年度、市内19校・33講座行われた。
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