子安町を拠点に、精神や知的、発達障害のある人たちの就労支援にあたる株式会社あやめ会が12日(土)、事業を支える「メダカ」部門のリニューアルを図る。内装を一新するほか、生体のみの取り扱いから、メダカを育てるための水槽や水草なども販売するようになるという。
青木崇浩代表は「”メダカを鑑賞する”文化を広めていきたいという思いがあります。正しい飼育の仕方、繁殖の方法もお伝えしていくつもりです」と話している。
魅力伝えていきたい
「幼い頃、近所の浅川で数多く見かけたメダカを復活させたい」――。そんな思いで会社を立ち上げる前からメダカの研究にあたってきたという青木代表。3年前に会社の事業としてメダカの取り扱いをスタートさせると、バクテリアを使って水槽内の水を「綺麗なまま」維持する特許を取得するなど、メダカに関することを追求してきたのだという。「この分野で専門家がいなかったので私がなろうと。シンプルな色合いの魚。本当に美しいんですよ」。そして、いずれ八王子と言えば「メダカの街」とされるようにしていきたいと力を込める。「当社の利用者の方々にとってもメダカは癒しになっているようです。その魅力を伝えていきたいと思います」
■株式会社あやめ会(子安町1―2―6南口駅前ビル5F)【電話】042・649・4410
八王子版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|