東京都内では早くもインフルエンザの流行期を迎えているが、喫煙者の方が煙草を吸わない人よりも2倍程度、感染リスクが高くなるというデータがあるという。中野上町・あさみ内科クリニックの浅見和弘院長=写真=に聞いた。
―なぜでしょう
「喫煙によって身体の免疫力が落ちてしまうためです。そのため、喫煙者が罹患すると入院が必要となるぐらい重症化するケースもみられます」
―インフル予防は禁煙のきっかけになると
「喫煙者の多くは煙草を吸うことに対して少なからず罪悪感を感じている。だから止めるきっかけさえあれば禁煙は苦ではないんです。インフルエンザの予防としての禁煙はあり、と思います」
―あさみ内科さんでもインフルエンザの予防接種を行っていますか
「はい。よく予防接種は2回打たないと効果が無いという話を聞くのですが、それは13歳以下の話。大人の方であれば1回で十分です。これからより寒い時期を迎えてからが本当の流行の始まり。しっかりと予防して頂ければと思います」
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