あす2日(木)から2日間にわたって行われる箱根駅伝に、八王子市にゆかりのある5大学が出場する。
帝京大学
そのうちの1校が昨年の大会で5位の帝京大学(大塚)。今シーズンは、箱根駅伝と共に大学3大駅伝と呼ばれる出雲、全日本両駅伝で7位、8位と昨年よりも順位を落としたものの、11月下旬の記録会で大学ランナーのトップクラスとされる1万メートル28分台をマークする選手が続出。箱根駅伝に向け調子をあげてきた。
法政大学
昨年6位で今回は4位を目指す法政大学(町田市、キャンパスの一部が八王子)は、昨年の箱根駅伝1区で好走し、春のトラック競技で活躍した、主力の佐藤敏也選手がエントリー漏れ。大幅なプラン変更が予想されるなか、就任後、無名選手を育て、着実にチームの順位をあげてきた坪田智夫監督の手腕に期待が寄せられるところだ。
拓殖大学
また、山下拓郎・新駅伝監督の初陣となる、昨年9位の拓殖大学(館町)は箱根駅伝へ出場する大学が多く出場した11月の埼玉・上尾シティマラソン(ハーフマラソン)で留学生のジョセフ・ ラジニ ・レメティキ選手、赤崎暁主将がワンツーフィニッシュ。主力の好調ぶりが聞かれる。
創価大学
同様に、勢いがあるのが丹木町の創価大学だ。予選会からの出場だが、1万メートル、27分台半ばのタイムをもつ留学生のムソニ・ムイル=右写真、左=がその予選会で61位と低迷したにも関わらず、日本選手がふんばり5位通過。地力の高さを示した。箱根駅伝ではムイル選手の走り次第でシード権獲得もみえてきそうだ。
中央大学
一方、予選会で本選への通過ラインぎりぎりの10位だった中央大学(東中野)は11月の記録会で1万メートル29分台の選手を多く輩出。もともと力のある選手が少なくないチームだけに箱根駅伝では奮起が期待される。
「史上初では」
12月初旬に5大学の合同壮行会を主催した市民団体「八王子市学園都市推進会議」の石森浩元会長は「関東学生連合チームを除く、出場20大学のうち5校が八王子から出場する。一つの街からこれだけの大学が出るのは史上初ではないか。選手たちには精一杯頑張ってもらいたい」
また、優勝候補の駒澤大学(世田谷区)を支援し続けている下柚木・永林寺の小倉英利住職は「中央大学さんにも毎年、ご祈祷に行っている。頑張ってもらいたい」と話し、当日は例年通り、現地へ応援に行くと笑顔をみせている。
高校生にも期待 八王子実践が春高バレー出場
一方、三が日明けは市内高校生にも注目だ。
1月5日㈰から調布市で開で開幕する春の高校バレーボール大会に台町・八王子実践高校の女子バレー部が出場する。
今年のチームは、昨年のの大会で3位だったチームのレギュラーが4人残り、スターティングメンバーの平均身長は出場校中ナンバーワン(175・7センチ)。都の予選でライバル、下北沢成徳高校(世田谷)を圧倒するなど、充実した戦力で日本一奪還に挑む。
貫井直輝監督は「ブロックとレシーブがしっかりできれば勝算はある。1戦1戦大切に戦っていく」と意気込みを語り、昨年、台風で大きな被害を受けた八王子に地元の高校して明るいニュースを届けられたらと八王子市民に対し話している。
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