神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
八王子版 公開:2020年5月28日 エリアトップへ

【Web限定記事】 コロナ禍の職人「とても助かる」 生活サポート「がんばり屋さん」が仕事紹介

社会

公開:2020年5月28日

  • X
  • LINE
  • hatena

 新型コロナウイルス感染拡大防止の影響で、大手ゼネコンを中心に工事も停止しているところが多い。工事現場で活躍するはずの職人たちも働けず「すでに1カ月以上、現場が止まっている」という声もあり、今後の収入が見通せない。そんな中、一般社団法人デマンド・アンド・ケアが昨年11月からスタートした生活サポート「がんばり屋さん」(横川町)では、職人に仕事を斡旋している。

 同店は、高齢者などのちょっとした困りごと(植木の伐採、家の片づけなど)を比較的低料金で請け負う「生活サポート」を提供している。現在、コロナ禍で工事現場に入れない職人に仕事を紹介している。同サービスの協力会社は30社ほど。それぞれの会社に1〜3人程度の職人がいる計算で、少なくとも50人以上に仕事を紹介できている状態だという。

「ゼロより、はるかにありがたい」

 市内を拠点に働く職人の1人は、大規模な施設建築に関わっていたが「緊急事態宣言の影響で急に現場が止まった。後片付けをする時間しかなかった」と話す。その現場のために組んでいた予定はすべて白紙に。助成金なども活用しているというが、すぐに色々なつてをたどって仕事を探したが「みんな現場が止まっていて仕事を紹介してもらえない」状態だったという。「1カ月以上の長い期間を休んだのは初めて。最近になって少しずつ現場も始まっているが、密をさけるために現場に入る職人の数を減らしているので、収入にならない日も少なくない。仕事がもらえるのは、ゼロよりははるかにありがたい」と話す。

 同店では、これまでも「現場が近い」「ちょっとした寄り道で行ける」などの条件を合わせてスキルの高い職人を派遣できるようにしてきたという。同法人の常務理事の牛渡万寿身さんは「特に在宅ワークなどで、家の中のちょっとしたことが気になる人が増えているようです」と話す。依頼も増えているという。(問)がんばり屋さん【電話】042-686-2272

八王子版のローカルニュース最新6

色は紫 香り漂う

色は紫 香り漂う

片倉城跡公園のフジ

4月25日

ビジネスネームを導入

京王バスグループ

ビジネスネームを導入

4月25日

SAKEフェス、初開催

SAKEフェス、初開催

5月11日 日本酒に特化

4月25日

子どもの幸せに役立てて

子どもの幸せに役立てて

青梅信用金庫が市に寄付

4月25日

100圓タンメン発売

100圓タンメン発売

天神町の「長浜家」が協力

4月25日

「卵子凍結」助成を継続

東京都

「卵子凍結」助成を継続

昨秋、開始 28年度までに

4月25日

あっとほーむデスク

  • 4月18日0:00更新

  • 12月14日0:00更新

  • 11月23日0:00更新

八王子版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月25日号

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook