七国にある宇津貫緑地の里山保全と文化の継承活動を行う「宇津貫みどりの会」(城所幸子会長=今号人物風土記で紹介=)が今年で30周年を迎える。
同会は、片倉町・宇津貫町一帯に「八王子みなみ野シティ」の建設を機に、地域に残る樹木や山野草を守ろうと女性15人が1991年に発足した。16ヘクタールある緑地の6割は動植物の保護のため立ち入りが禁止されている。
記念誌発行へ
現在の会員数は46人。草刈や間伐、落ち葉掃き、ナラ枯れ調査など、月4回ほど活動する。また、里山散策会、ホタル観察会など緑地を一般開放するイベントも開催している。30周年にあわせ、会の歩みや生息する動植物をまとめる記念誌を今年度中に発行する。
城所会長は「みなみ野の開発から免れた動植物が生息する貴重な場所。次世代に受け渡すため、大切に守り育てていきたい」と話す。同会の活動参加については「宇津貫みどりの会」で検索を。
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