市内郵便局が見守りサービス(有料)を10月から始める。来月の申込開始を前に、八王子並木町郵便局長であり、都内郵便局のまとめ役を務める日本郵便(株)東京支社・主幹統括局長の福嶋浩之さん=写真=にその取り組みについて聞いた。
――どのようなサービスですか?
「月1回、郵便局社員がサービスご利用者様のお宅へ訪問し、健康状態や生活状況などについてお伺いさせて頂きます。そして、その結果を指定先へご連絡させて頂くものです。市外に住む母親の生活状況を知りたいなど、主に一人暮らしの高齢者の見守りを想定しております。直接訪問するほかに、電話による見守りや、『もしもの時』に対応するためのオプションもあります。『認知症の方を見守ってほしい』という要望に対しては、お申込者様と、認知症の方を支援している団体らと協議のうえ、対応を決めさせて頂く予定です」
――なぜこのようなサービスを?
「高齢社会に対して、当社が貢献できることを模索した結果、生まれたサービスです。郵便局は、都市部だけでなく、過疎地にもあります。そんな全国ネットワークをもつのは当社だけ。その強みを生かしたいと考えました」
――今後の郵便局のあり方は?
「行政との結びつきを強化していきたいですね。また、我々がもつ地域の情報を生かし、八王子各地域を結びつける役割を担うことができればと思います」
(問)同社お客様サービス相談センター【フリーコール】0120・23・28・86
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