神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
八王子版 公開:2020年5月8日 エリアトップへ

WEB限定記事 市内開業医らもコロナ対策 中野上町・あさみ内科は時間外に窓口 

社会

公開:2020年5月8日

  • X
  • LINE
  • hatena
「コロナ以外の疾患にも注意が必要」と話す浅見院長
「コロナ以外の疾患にも注意が必要」と話す浅見院長

 新型コロナウイルス感染拡大を受け、切迫する医療現場がクローズアップされるなか、八王子市内の開業医らも対策を講じている。

 中野上町のあさみ内科クリニック(内科・呼吸器内科)では感染拡大を受け、通常の診察終了後に感染症外来を設け、発熱患者らの診察を行っている。院内感染を避けるため、浅見和弘院長や看護師らはキャップやゴーグル、マスクなどを身に着け、通常よりも少ない人員で患者を迎え入れているのだという。

 「感染症外来では患者さんたちが私たちに気を使ってくれている。ガウンや消毒液をもってきてくれる方もいらっしゃいました」と浅見院長。他の開業医のなかには感染を避けるため、オンライン診療を始めるところやカーテン越しに診察を行うクリニックもあるのだという。浅見院長は「現在は、新型コロナの感染症ばかりに注目が集まっていますが、発熱で心配されるのはそれだけではありません。インフルエンザ菌などによって発症する細菌性の肺炎などにも特に高齢者は注意が必要です」と話す。

 そして今、現場に必要なのが医療防具なのだという。「入手困難なガウンやマスクなどは行政が一括管理して支給してもらいたい。自前で用意するとなると限界がある」と浅見院長。医療機関で物資の不均衡が起きると、経済的に余力のないクリニックは発熱患者を断るようになり、それが他のクリニックへの負担増を招くようになると力を込める。「年内は特別体制をとっていくことになると思う。医療機関はクラスターになりやすい。対策を徹底していきたい」

八王子版のローカルニュース最新6

八王子の100年フードを試食

「ジョブ活」を学ぶ

「ジョブ活」を学ぶ

クリエイトホールで市民講座

4月27日

SAKEフェス、初開催

SAKEフェス、初開催

5月11日 日本酒に特化

4月25日

子どもの幸せに役立てて

子どもの幸せに役立てて

青梅信用金庫が市に寄付

4月25日

100圓タンメン発売

100圓タンメン発売

天神町の「長浜家」が協力

4月25日

「卵子凍結」助成を継続

東京都

「卵子凍結」助成を継続

昨秋、開始 28年度までに

4月25日

あっとほーむデスク

  • 4月18日0:00更新

  • 12月14日0:00更新

  • 11月23日0:00更新

八王子版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月29日号

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook