さかいＤＥまちゼミのポスターを持つ杉山支部長
町田商工会議所堺支部（杉山利昌支部長）は10月１日（土）から約１カ月間、町田市堺地区（相原町・小山町・小山ヶ丘）に店舗を構える店主などが講師となり専門店ならではの知識を無料で教える「さかいＤＥまちゼミ」を初開催する。杉山支部長が会長を務めるアレサ商栄会が共催。きょう９月23日から受講者の受付けを開始する。
「まちゼミ」とは、「得する街のゼミナール」の略称。地域の店舗・企業の店主やスタッフが講師となり、プロならではの専門的な知識や情報、コツ、また趣味の楽しみ方などを無料で受講者に伝授する少人数制（２〜７人）のゼミナール。愛知県の岡崎市から始まり、現在では全国４００カ所以上で実施されている。
まちゼミでは営業目的の販売・勧誘はＮＧ。各個店内で実施する講座を通じ、店主やスタッフと受講者＝顧客とのコミュニケーションの場から、信頼関係を築くことを目的としている。町田市内では過去に、似たスタイルの講座イベントを行った実績はあるが、「まちゼミ」の開催は今回が初めて。
顧客・店・地域"三方よし"の催し
人と人とが対面して実施する今回のゼミには、 美容・健康、飲食、物販、サービス、教育と様々な分野の店舗が参加。１時間〜１時間30分程の時間で、受講者にとっては学びを多く得られ、「人生が豊かになる知識や技術を身につけられる」という。店舗にとっては新しい顧客との出会いや商業者同士の連携、経営革新にも繋がることが期待され、「まさに『お客様』『お店』『地域』"三方よし"の催し。地域の祭りは、その時は盛り上がるが顧客獲得には直結しにくい。各店舗で講座を行う形式のため、より集客に結び付けやすいと考えました。コロナ禍でも密になりにくいのもメリットですね」と杉山支部長。
今回は堺地区の14店舗が各講座を実施。「プロが教えるプロのお掃除道具」といった生活に使える豆知識や、石材屋の店主が趣味とする「トライアスロンのはじめかた」、ネイル店の「セルフケアで美爪育成を目指そう」など幅広い分野の受講が可能。杉山支部長は「商店街といっても郊外型のため、この地域の人でも知らなかったお店も多いと思います。今回の講座を通じて、素敵なお店を知るきっかけにして頂ければ」と呼び掛ける。
各講座の一覧はアレサ商栄会のホームページで確認できる。申し込みは各店舗へ直接電話を。その他まちゼミについての問い合わせは町田商工会議所堺支部事務局【電話】０４２・７２４・６６１４。
|
八王子版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
|
|
