めじろ台を中心に活動する和太鼓チーム「めじろ台太鼓」が3月、はじめてヨーロッパで演奏をする。オーストリアとの国交150周年を記念に行われるイベントの中で、日本の伝統文化を披露する。今月末まで、この遠征にかかる費用の一部をクラウドファンディング(CF)で募集している。
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同団体は1996年の結成。「地域活性化と健全な子供達の育成」を理念に現在、7歳から94歳までが所属。市内のまつりなどで1年を通じて活動をしている。「大正、昭和、平成生まれと、とても幅広い世代が同じ曲を同じシチュエーションで演奏する。それが我々の一番の特徴です」。代表の品田裕康さん(51/狭間町在住)は自信を持つ。
「一生に一度の機会」
2017年秋のこと。品田さんは人づてにオーストリア大使館が現地で演奏する団体を探しているとの情報を得た。「一生に一度のチャンスが来た」と喜んだ。
一方海外遠征には合計1000万円以上の費用がかかることを知った。プロの演奏団体でなくそこまでの捻出は難しいため、募金などで資金を集める活動を始めた。
その手段として思いついたのがインターネットを利用したCFだ。
CF利用31日まで
品田さんらは地域に特化したCFと知られる「FAAVO」を選び昨年12月15日から支援金の募集をスタートした=詳細は左枠。支援コースは3000円から(1支援につき手数料216円別途)。コースに応じて返礼品が変わる。目標100万円で1月31日(木)まで受付。
なおネットが苦手だったり、クレジット決済に抵抗がある人にむけ、このサービスを運営するサイバーシルクロード八王子(明神町/【電話】042・639・1009)では現金で受け付けている。
遠征は3月24日から31日の予定で、オーストリアの他、スロバキアでも演奏する。「期待に応えられるよう、文化交流に努めたい」と品田さんは意気込んでいる。
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