南区相模大野の中国料理店「ビストロプータン」で10月6日、福祉型障がい児入所施設「社会福祉法人相模福祉村 相模はやぶさ学園」(南区下溝/赤間源太郎理事長)の子どもたちを招いて食事会が開かれた。
料理人修業時代から「自分の店を持ったら、児童養護施設の子どもに料理を振る舞いたい」という思いを持っていた同店店主の江幡美智男さん=人物風土記で紹介=が、店の定休日にほぼ毎月1回、市内の福祉施設利用者に対して無償で行ってきた活動。市社会福祉協議会南区事務所が施設探しなどを協力し、今年で25年目を迎えた。同学園の子どもたちを招待したのは今回が初めて。
当日は児童ら15人に、唐揚げやニラ玉炒め、八宝菜、チャーハンが振る舞われた。「子どもたちが唐揚げが好きだっていうから」とリクエストに応えた江幡さんは嬉しそうに話した。
これまで施設や病院での生活が中心で外食経験のほとんどなかったある児童は、今回初めて本格中華料理を味わうことができた。
同学園の小林一郎施設長は「学園で暮らしている子どもたちが外食できる機会は限られており、このような機会はとてもうれしい」と話した。来月も同学園の児童らを招待する予定。
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